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妊娠後期から出産後まで長い間着ることができるマタニティパジャマは、出産時の必須アイテムとなっています。出産入院の際に、病院からマタニティパジャマを指定されることもありますので、あらかじめ用意しておきたい出産アイテムの一つです。
今回の記事は、どこを見てマタニティパジャマを選べばいいのかポイントごとに説明、季節ごとのおすすめマタニティパジャマの紹介、人気ランキング、代用におすすめのアイテム、入院時にあると便利なアイテムの紹介という内容になっています。
少しページが長くなっておりますので、目次を使って読みたい項目に飛ぶと見やすいかと思います。
マタニティパジャマとは
マタニティパジャマとは出産準備グッズの一つで、通常のパジャマに比べて妊娠中でも着られるゆったりサイズになっています。
主に出産前から出産後まで必要となってくるもので、入院前に入院着として指定している病院もあります。
一言に「マタニティパジャマ」と言っても、上下に分かれているもの、ワンピースタイプのもの、ルームウェアに近いものなど様々なものがあります。
なんで前開きタイプが多いの?
前開きが多い理由として、授乳しやすいように、入院時に病院から前開きパジャマの持参が求められることがあるというのが挙げられます。
基本的にはほとんどのものが前開きになっていますが、授乳口が付いていないものもあります。
普通のパジャマでも代用できる
マタニティパジャマは他の衣類で代用することもできます。「ゆったりしたサイズのパジャマ」「前開きのワンピース」等は近い使用感で使えます。
入院着として使うには、入院先の病院によって代用してもいいのか異なるので前もって確認しておきましょう。前開きのものであれば代用してもOKな病院が多いようです。
いつごろから妊婦用のパジャマを着るの?
マタニティパジャマは妊娠後期の30~35週頃を目安に、準備をしていくの一般的です。
個人差はありますが妊娠5ヶ月程になってくると、お腹周囲が徐々に大きくなってきているのでサイズアップしてきたのを目安として着用しましょう。
普段通りの衣類を着ているときつくなってきて、お腹を締め付けてしまいつわりの原因や、赤ちゃんを圧迫してしまう可能性があるので注意が必要です。
ただしマタニティパジャマでなくてはならないというわけではなく、お腹を締め付けないものであれば代用できます。
妊娠中から産後と長く使えるのが特徴
マタニティパジャマは妊娠中だけではなく、産後にも着られるように設計されています。
出産後は自宅にいる時間が増えることから、必然的にパジャマを着る時間も長くなってくるのです。
授乳口も付いていることや、過ごしやすいサイズになっているので産後もそのまま着続けることができます。
何着持っていれば安心?
2~3着用意しておけば安心です。
1着だけでは洗濯時には着られるマタニティパジャマが無くなってしまうので、少なくとも2着以上の準備をしておきましょう。
病院によっては貸し出し用のマタニティパジャマもあるようなので、ワンピースなどで代用している方は病院に確認してみるのも手です。
貸りることに抵抗がある方は事前に用意しておきましょう。
マタニティパジャマの選び方
長袖・半袖は、出産予定日の季節感で選ぶ
マタニティパジャマは出産予定日の季節に合わせて選びましょう。
出産予定が夏、冬であれば分かり易いですが、春、秋であれば身体が冷えてしまわないように長袖にしておくのがおすすめです。
機能性は一番重要なポイント
おすすめの選び方として、最初に機能面の確認です。
どんなに見た目やブランドがお気に入りだとしても、着ていて不便に感じてしまうとストレスの原因にもつながってしまいますので注意が必要です。
・簡単にに着用できるもの
・授乳のしやすさ
・着心地の良さ
これらが選ぶ上で大切なポイントです。
値段で選んでも大丈夫
予算は必ず決めておきましょう。
マタニティパジャマは色んなブランドから、様々な種類のものが販売されています。
探していると、あれもいい、これもいい、こっちもいいというようにキリが無くなってきてしまいます。
そんなときには、最初に〇〇円以内と自分ルールを設定しておくことで、マタニティパジャマ選びがスムーズになります。
授乳口・前開きタイプは便利
どんなときにでも手間がかからないで授乳できるように、授乳口付きのものがおすすめです。
また病院では入院時に前開きのパジャマを指定されることが多いので、前開きは必須です。
授乳口はマタニティパジャマによって異なりますが、使いやすさから見て大きい口のものを選ぶようにしましょう。
好みのデザインから選ぶ
家用のパジャマであれば、人目につくことはありませんが、病院となると気になるという方も多いですので、デザインで選ぶのもおすすめです。
マタニティアイテムとは言っても、一つのファッションですから好みのものを選びましょう。注意してきたいのは、デザイン性を重視しすぎてしまい快適に過ごす機能が無いものを選んでしまうことです。
機能で絞ってから、好みのものを選びましょう。
小物を入れられるポケット付きは便利
ポケット付きのマタニティパジャマもあります。ポケットの無いものからポケットが2個付いているものなど、それぞれありますがリップクリームなどの小物を入れるのにポケット付きは便利です。
特に入院中はバッグを持ち歩くことも少ないと思うので、スマホや最低限の小物が入るサイズのポケット付きがおすすめです。
病院のルールに沿って選ぶ
出産する病院が決まったら、病院の決まりを確認して、決まりにそって選びましょう。
特に病院からの指定で多いのは「ロング丈」「前開き」この2点です。特に指定の無い病院もあるかもしれませんが、診察や出産時にはこの2点はとても大事なので最低でもクリアしているものを選びましょう。
色落ちのしにくいものもおすすめ
マタニティパジャマは妊娠中から出産後まで長い期間着ることになりますので、必然的に着る頻度が高くなり、洗濯する回数も多くなってきます。
簡単に色落ちはしないようになっていますが、もし色落ちしてしまうと気分も落ちてしまいます。できるだけしっかりとした素材のものを選びましょう。
長袖のおすすめマタニティパジャマ
長袖のおすすめのマタニティパジャマをご紹介します。
出産が秋~冬になる方は長袖のものを用意しましょう。
【マタニティ ホームウェア】産前産後パンツ付
洗い加工による爽やかさが魅力的な、色落ちのしにくいマタニティパジャマです。
襟付きのデザインなので、ゆったりサイズですがしっかりとした印象を与えるワンピースタイプのもので、カラーはネイビーとサックスの2種類があります。
胸元はスナップボタンになっているので、簡単に授乳もできる機能も持っています。
サイズはS~Lの3種類で、レギンスとのセット品なのでおすすめです。
マタニティ パジャマ ナイティ ロング丈 Fairy
妊娠中から産後までしっかり対応できるワンピースタイプです。
上着の両サイドには授乳口付きで、ゆったり袖口ですがボタンを止めればしっかりロールアップできるのも便利ですね。
便利なポケットや、フロントリボンなので可愛くアレンジできるのもおすすめポイントです。
サイズはM、Lの2種類、カラーはグレー、ネイビー、ブラックの3種類から選ぶことができます。
前開き ホームウェア ナイティ セット マタニティパジャマ
両サイドにスラッシュタイプの授乳口付きマタニティパジャマです。
やわらかい天竺素材なので、ストレスの無い着やすさ抜群なところがおすすめです。
ウエスト部分はドローストリングでサイズ調整可能なので、妊娠中、産後問わず着やすいサイズに合わせることができます。
サイズはM、Lの2種類、カラーはアイボリーとネイビーの2種類から選ぶことができます。
天竺素材の長袖物を探している方におすすめです。
マタニティ パジャマ 冬 授乳口付 74140new
ホッと一息つけるゆったりサイズが特徴的なマタニティパジャマです。
病院に指定されることの多い前開き、ロング丈なので、入院用でもしっかりと対応しています。
素材は温かく、ふんわり優しい起毛ビエラ素材を使用しており、身体が冷えないようにしっかりと保温してくれます。
両サイドにボタン開閉式の授乳口付きなので、産後も継続して使用することができます。
サイズはM~LLの3種類、カラーはサックスチェック、ネイビーチェック、グリーンチェック、ピンクストライプ、ホワイトストライプの5種類から選ぶことができます。
ナイティ セット マタニティパジャマ 長袖 授乳服 妊婦服
こちらは授乳口が付いていないのですが、第2、第3、第4ポケットがスナップボタンなので取り外しが簡単にできて、楽に授乳することができます。
上着は前開きで全開することができるので、入院着としても使うことができます。
両サイドのポケットは機能性を高め、大きめのリボンがアクセントになっていますね。
フリーサイズ(M~L)、カラーはボーダーとネイビーから選ぶことができます。
半袖のおすすめマタニティパジャマ
続いておすすめの半袖マタニティパジャマをご紹介します。
カーディガンなどを羽織れば季節問わず着ることができます。
マタニティ ネグリジェ 春夏~夏 【授乳口付き】【前開き】
かわいいドット柄でロング丈ネグリジェタイプのマタニティパジャマです。
着やすさを重視しており、ポリエステル65%綿35%が使用されています。
また、ボタンが可愛らしいリボンになっているのもポイント。両サイドには目立ちにくい授乳口がついているので機能性も抜群です。
サイズはM、Lの2種類、カラーはオフ、グレー、紺、ミント、青、チャコールの6種類から選べます。
可愛らしいデザインにしたいという方におすすめです。
授乳口付 マタニティ パジャマ 前開き 半袖 綿100% サッカー素材
両サイドに大きく開く授乳口付きというところが特徴的なマタニティパジャマです。
着用時の快適さが高いように作られており、ウエスト部分にはゴムを調節することでゆったりとしたサイズにすることができます。
綿100%のさらっとした快適サッカー素材で、生地表面には凹凸加工が施されているので、吸収性、速乾性が非常に高く夏には最適です。
サイズはM~LLの3種類、カラーはネイビー×ホワイト、ストライプ、コバルトストライプ、チャコールストライプ、ブルー×ベージュの5種類があります。
前開き【授乳口付き】 天竺ボーダー柄
着丈が90cmでセミロングタイプのマタニティパジャマです。
定番のボーダー柄で両側に授乳口付き、ヒモの長さでウエストサイズの調整可能と基本的な機能は備わっています。
薄手なので真夏でもすっきりと使用でき、春秋であればカーディガンなどを羽織って使うこともできます。
サイズはM、Lの2種類、カラーはグレー、ピンク、黒、サックスの4種類から選ぶことができます。
ロング丈 可愛い ボーダー柄 天竺ニット 921100
胸元にピコレースとリボンが可愛いマタニティパジャマです。
ストレッチの聞いている天竺ニット素材なので、見た目以上の快適さが備わっています。
ウエスト調整機能、大きな授乳口付きなので、妊娠初期から産後までしっかりと使えるのもいいですね。
サイズはM~LLの3種類、ネイビーボーダー、グレーボーダーの2種類から選べます。
【マタニティ パジャマ】(mutti ei)
縦ラインが強調されており、すっきりとした印象を与えるデザインのマタニティパジャマです。
真夏でも使用できるネグリジェタイプで、綿100%素材なのでさらっとした着心地があります。
サイズはM、Lの2種類、カラーはライトグレー、ネイビーの2種類から選ぶことができます。
真夏用を探している方におすすめです。
マタニティパジャマの売れ筋ランキングもチェック!
売れ筋のマタニティパジャマはこちらをチェックください。
種類も多いのですが、授乳口が付いていなかったり、サイズが調整できないものもありますのでご注意ください。
マタニティパジャマは季節を問わず使える
InstagramなどSNSで先輩ママから情報収集してみよう
出産が近づくと、嬉しさ反面、不安になってくる方も多くいます。周囲の人の経験談やアドバイスを聞く以外に、InstagramやTwitterなどのSNSで先輩ママの経験談を見てみるものおすすめです。
代用におすすめアイテムの紹介
こちらの動画では、代用におすすめの組み合わせが紹介されています。
ワンピースの場合には
春・夏:ワンピース
秋・冬:ワンピース+タイツ
他にも
・パパの上着
・ウエストゴムのレギンスパンツ
・パパの発熱インナー などなど
経験者だからこその情報ですね。何着もマタニティパジャマを揃えるのはちょっと…という方は是非参考にしてみてください。
また、お近くの先輩ママにお下がりも貰うか、どんなものを着ていたのか聞いてみるのも手ですね。
出産入院時にあると便利なグッズ
マタニティパジャマ以外にも、出産入院時にあると便利なものをまとめましたので、初めての出産の方は参考してみてください。
・ペットボトル用のストローキャップ
横になりながらでもペットボトルで水分補給を可能にしてくれる便利なアイテムです。
・厚手のソックス
病院でスリッパは用意されているのですが、ソックスの用意はしてくれません。寒い時期での出産になる方は、最低でも1足準備をしておきましょう。
・身体を拭くウェットシート
出産後の体調にもよりますが、痛みでお風呂に行けない状態になってしまう可能性がありますので、そんなときに便利なのはウェットシートです。
・洗い流さないシャンプー
上のウェットシートと同じく、お風呂に入れない可能性を考えたら準備していてもいいアイテムです。
このあたりが特にあったら便利です。特に寒さ対策として防寒グッズは必ず用意しておきましょう。
まとめ
パジャマでの代用もできるのですが、マタニティパジャマはあると非常に便利なアイテムです。
妊娠中にストレスを感じるのはご自身のお身体にも赤ちゃんのもいい影響はないので、少しでも快適に生活できるように最低でも1着は用意しておきましょう。