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自閉症(広汎性発達障害)のK君が無の心で作った秀作

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自閉症(広汎性発達障害)のK君が無の心で作った秀作

time 2016/08/19

自閉症(広汎性発達障害)のK君が無の心で作った秀作

K君は、出産のときにお母さんの「へその緒」が首に絡んでしまい、脳へ酸素が届かなくなる可能性があるという担当医師の判断で、緊急帝王切開で生まれてきました。

やはりその影響は大きかったようで、はじめて自分の意思を簡単な単語で両親に伝えることができたのが5才になってからということ。

様々、毎日生活への影響はあったものの無事養護学校を卒業し、今では栃木県のスーパーOでお世話になり、野菜売り場の担当をさせていただいているということです。

K君の負った障害は自閉症の広汎性発達障害というもので、この症状の特徴としては、「言語によるコミュニケーションの低下」「他人との接触が上手くできない」「知覚の過敏性」などがあげられます。

しかしその反面!特にK君の場合は、「美的・イメージ感覚」に秀でたものを持っており、本人曰く「僕が、その見ているものになってしまう」という状態に常になっているということです。

このページではK君の作品を3点(本人の許可を得て)ご紹介しますが、通常私たちが絵を書いたりPCなどでデザインする場合、”上手く書こう、人が見たらどう見えるだろう”という主観で取り組む場合がほとんどだと思います。

たとえば風景画や人物絵を描く場合、まず描く本人がこちら側にいて、描く素材の対象があり、二元化しているわけです。要するに描く人と素材が”分離”しているわけですね。

でもK君は、「自分と素材の区別がなく、自分と素材が一つになってしまう」ということ!私はこの状態をK君に言葉で説明してもらおうとしましたが、K君曰く「言葉では言えない、ぼくはそれ、それなんだよ!!」と強い口調で話してくれました。自分が書いたり作ったりしているのではなく、「書いている!作っている」だけが起こっているということです。

また、K君は今まで一度も”ほめてもらいたい、上手く書きたい、周りの人にはどういうふうに見えるだろう”とは、思ったことはないということです。

私はK君に出会う前には、自分のことを今まで健常者だと思ってきましたが、それはあくまでも生活に支障がないという私たちが決めた認識の中でのポジションであるということに気づかされました。

K君のように仕事でも人付き合いでも、”私(自分)”というものを差し挟まずに行うことができたら、自分の利益や名誉を考えずに取り組むことができたなら、人はもっと大きな大きな創造ができると感じた次第です。

 

PCのペイントで作成した「みんなの島」

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これはK君が小学生の時の作品です。

お父さんが自分のパソコンのデスクトップに見慣れぬファイルがあり、開くとこの画像が!

パソコンの使い方も教えていなにのに、K君はPCのペイントでこの「みんなの島」を作成し、保存までしていたとのこと。

「どんなお仕事も一緒・大切」

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これはK君が中学生の時の作品です。破砕した石のようなものを組み合わせたものということです。

「無題」

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これも中学生の時の作品です。題名を聞いたら「ないよっ」ということでした。

まだまだ作品はあるようで、お父さん曰く「こんな作品を作ってよと頼んでもダメなんです。息子が作りたいときに無心で書い(作って)できたものが”これ”なんですということでした。

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