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確定申告や決算書類を作成するのに必要な毎月の記帳業務に煩わしさを感じていませんか?
とはいえ、税理士に頼むにも高すぎる・・・
そんな時に便りになるのが『記帳代行サービス』です。
日々の業務に追われる中、記帳なんかやってられない!と嘆くのも今日までです。
現在税理士さんに直接お願いしている方も経費の削減に繋がる可能性もあります。
税理士報酬が高くて経費を圧迫している個人事業主様~中小法人の方まで必見の内容です!
そもそも記帳とは?
会計上における記帳とは日々の業務の中で発生した入出金の経費などを領収書を元に、会計ソフトやエクセル等を利用してまとめて記録を作成する事です。
記帳の種類について
記帳の方法には2つの種類があります。
単式簿記
これは本当に単純で日々の入出金額・日付・取引先・内容等を記述していく物となります。
エクセルなどで十分に対応可能な方法なので記帳代行を頼む必要があるか?という所にもなりますがあまりにも少額取引の数が多い(月50件以上)方などにはオススメです。
複式簿記
これは取引の内容を科目別かつ仕分けルール別で記載していきますので、一般的に言われている『簿記』の中の記帳技術が必要になり、理解するまでが非常に難しいです。
専門家ではないので説明は割愛させて頂きますが、青色申告者及び法人はこの方式を取ることが義務付けられていますのでご注意下さい。
確定申告における白色申告と青色申告の違い
まず確定申告についてですが、
・給与等を2ヶ所以上から受けている人
・青色申告届け出を出されている人
・所得者が死亡した場合
・所得者が出国する場合(納税管理人届け出をすれば不要)
上記の場合は必ずしなければならないと言えるでしょう。
厳密にはもっと複雑ですが、簡素化して書かせて頂きました。
白色申告
個人で事業を営んでいて、青色申告申請を出していない場合は自動的に確定申告の方式が白色申告となります。
平成26年1月より記帳及び記帳書類の保管義務が制定されました。
青色申告
個人で事業を営んでいて、青色申告申請を出している方が行う確定申告方式です。
複式簿記での記帳及び記帳書類の保管義務がある分、年間65万円の特別控除を受ける事が出来ます。※単式簿記の場合は年間10万円
つまり平成26年以降、白色申告でも記帳義務が制定された以上、青色申告での確定申告が最大の『控除』というメリットを受けられるのです。
さらに青色申告による『複式簿記』を行っていれば『前年度から3年までさかのぼって赤字の繰越』が行えます。
法人の記帳について
法人の記帳については、『複式簿記』での記帳しか選択する事が出来ません。
法人の決算書類などは非常に複雑かつ複数枚に渡るので、『税理士』への決算書依頼や顧問契約が必須となってきます。
オススメ記帳代行サービスまとめ
まずは月額980円~のオススメ記帳代行サービスをまとめました。
■東京経理・記帳代行センター
http://www.keiri-rakuraku.com/205/20520/
月額:980円(20仕訳まで )
料金表:http://www.keiri-rakuraku.com/205/20525/#%EF%BC%91
証憑ファイリング:980円(20仕訳まで )
■千代田区 経理&記帳代行センター
http://www.umegawa.com/index.html
月額:980円(10仕訳まで)
料金表:http://www.umegawa.com/kicho/price.html
証憑ファイリング:月1980円
■記帳ドットコム
http://www.kichoo.com/index.html
月額:5,000円~7,000円
料金表:http://www.kichoo.com/price/index.html
証憑ファイリング:有り
対応:単式簿記のみ(平成26年から白色申告も単式簿記が義務化されたので応相談)
■メリービズ
http://merrybiz.jp/
月額:2980円~(年間600仕訳まで)
料金表: http://merrybiz.jp/pricing/
証憑ファイリング:不明
対応: 勘定科目をご指定の場合は1000円/月
以上4社が記帳代行サービスです。
各社で価格帯やサービスに違いがあるので、問い合わせて自社に一番適した記帳代行サービスを利用してみましょう。
自分で記帳するなら、クラウド系の会計ソフトで楽々!
一般的なインストール型の会計ソフトが一般的だった頃から、近年急速に成長を続けているクラウド型の会計ソフトを2つご紹介致します。
freee(フリー)
無料から使える会計ソフト「freee(フリー)」
個人事業主:月額980円
法人:月額1980円
MFクラウド会計
個人事業主:無料~月額800円
法人:月額1980円~月額2980円
クラウド会計ソフトって何が違うの?
インストール型の代表的な会計ソフト『弥生会計』などに比べてどんな所に長所や短所があるか簡単にまとめてみました。
優れている点
・オンラインショップなどの売上を自動で取得できる
・各種銀行の利用明細を自動取得出来る
・自動取得した明細を自動で仕分けして登録出来る
・現在の収益をリアルタイムで確認出来る
・税理士と同時に使えるから適時に適切なアドバイスが受けられる
劣っている点
・月額制なので事業を続けている間は会計ソフトとしての経費がかかり続ける
どっちのクラウド会計ソフトが使いやすいの?
両クラウド会計ソフトとも実際に使ってみましたが、個人的にシンプルで使いやすかったので『freee』を利用しています。
freeeはまったく会計の知識が無い方でも、さくさく入力が出来るというイメージ。少し会計業務に携わっている方などにはMFクラウド会計の方がオススメです。
実はクラウド会計ソフト+領収書入力代行サービスが最強!?
ここまでは記帳を代行してくれるサービスをご紹介してきましたが、多少の手間で記帳代行より優れたパフォーマンスを発揮する方法をご紹介したいと思います。
それは『領収書入力代行サービス』です。
記帳代行サービスとの違いは、あくまで領収書の入力と勘定科目の入力までしか行ってくれない分、低料金でサービスを受ける事が出来るという事です。
クレジットカードや銀行口座等の取り込みは『クラウド会計ソフト』に全て任せて、現金支払などは『領収書入力代行サービス』に任せるという手法ですね。
これだけでも仕訳数によりますが、『記帳代行サービス』より格段に安く経理作業を進める事が出来るのです。
オススメの格安の領収書入力代行サービスは以下の3つ
トッテオクール
http://totteokuru.com/
月額:980円(50仕訳まで)
※スキャンデータを送らない月は料金がかかりません。
クラウド経費精算アプリ「STREAMED(ストリームド)」
http://streamedup.com/
月額:300円(月5枚まで)
※超過分は1枚につき30円
MFクラウド経費
https://biz.moneyforward.com/expense/pricing?from=ex_top&to=ex_price
月額:300円(パーソナルプラン) 1枚20円
月額:500円(事業会社向け) 1枚20円
MFクラウド経費はMFクラウド会計と連携が出来るので、MFクラウド会計ユーザーはMFクラウド経費で決まり!
トッテオクールとSTREAMEDはfreee(フリー)と相性が良いかなという感触。。しかしトッテオクールは一応稼働していますが、freee連携等が遅れているようなので2016年現在は『STREAMED(ストリームド) 』がイチオシです。
あの面倒な手動による領収書入力が、スキャンデータを送るかアプリによる写真データを送るだけでデータ化出来るのでかなり便利なサービスです。
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